だんたんと明らかになってきました。少女は、小学校6年生から精神科の治療を受けていたのでした。
http://www.j-cast.com/tv/2014/08/06212442.html
異物混入事件やネコ殺しと、実際に人を殺すのでは大きな差があります。人を殺してみたいという願望があるということと、実際にそれを実行するのにも大きな差があります。そこの一線を越えさせるのは何か?
向精神薬は特に大きな影響を与えます。人間は「死にたい」「殺したい」と思うことはあっても、それを実行するわけではありません。そこを踏みとどまらせる理性があるからです。しかし、向精神薬の影響が越えてはいけない一線を簡単に後押しし、自殺や暴力事件につながることがあるのです。特に、未成年は向精神薬の影響を受けやすく、しかも安全性は確認されていません(少なくとも日本においては、ストラテラ、コンサータ、オーラップ以外は安全性や有効性が治験によって確かめられたわけではありません)
この少女は事件前に薬を処方されていたことも判明しました(ただし、実際に飲んでいたかどうかまではわかっていません)。
結局、精神医学はこの少女を救うことはできませんでした。いや、むしろその悲劇を作り出したのかもしれません。
少女が小学校6年生の時に、長崎で何が起きたのでしょうか?その年、ちょうど長崎県では全小中学校にとんでもない絵本が配布されていました。宮田雄吾という精神科医が、精神疾患は脳の病気だから薬を飲まないと治らない、薬ははるかに安全性が高い、という嘘で固めたメッセージを込めた絵本を作成したのです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/50757784.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/50766539.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/51484467.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53273995.html
要するに、長崎大学系列による早期介入事業が本格化してきた時期なのです。学校に入り込み、問題のある児童生徒を精神医療に早期につなぐという事業がまさにそのころ始まってきたのです。
少女は、精神科医のお望み通り、早期に精神科につながっていました。ところが、状況はどんどんと悪化していったのです。精神科の早期介入、早期受診、早期治療が一体何をもたらすのでしょうか?皆さん、もう一度考えてみて下さい。
http://www.j-cast.com/tv/2014/08/06212442.html
県議に相談していた父親「娘は良い面と悪い面を持っている」
司会の小倉智昭「このような異常行動を父親は気づいてなかったのですか」
木村「父親は知っていました。それで、小学校でクラスメートの給食に洗剤を混入させたり、ネコを解剖したりしていることを知人の県会議員に相談していました」
なぜ一人暮らしを…
その山田博司・長崎県議はこう話している。「クラスメートの給食への洗剤問題が明らかになった直後、家族で話し合いが行われたと聞いていま す。その前後に、ネコを殺して楽しかったと母親に話していました。それで、精神科の治療を受けるようにしたと聞いています。父親は娘は良い面と悪い面を 持っていると言い、病院の精神科の診察を受けに行ったようです」
小倉は「小学6年生から、精神科の治療を受けていたわけですか。そういう娘をどうして一人暮らしさせたのだろう」
異物混入事件やネコ殺しと、実際に人を殺すのでは大きな差があります。人を殺してみたいという願望があるということと、実際にそれを実行するのにも大きな差があります。そこの一線を越えさせるのは何か?
向精神薬は特に大きな影響を与えます。人間は「死にたい」「殺したい」と思うことはあっても、それを実行するわけではありません。そこを踏みとどまらせる理性があるからです。しかし、向精神薬の影響が越えてはいけない一線を簡単に後押しし、自殺や暴力事件につながることがあるのです。特に、未成年は向精神薬の影響を受けやすく、しかも安全性は確認されていません(少なくとも日本においては、ストラテラ、コンサータ、オーラップ以外は安全性や有効性が治験によって確かめられたわけではありません)
この少女は事件前に薬を処方されていたことも判明しました(ただし、実際に飲んでいたかどうかまではわかっていません)。
結局、精神医学はこの少女を救うことはできませんでした。いや、むしろその悲劇を作り出したのかもしれません。
少女が小学校6年生の時に、長崎で何が起きたのでしょうか?その年、ちょうど長崎県では全小中学校にとんでもない絵本が配布されていました。宮田雄吾という精神科医が、精神疾患は脳の病気だから薬を飲まないと治らない、薬ははるかに安全性が高い、という嘘で固めたメッセージを込めた絵本を作成したのです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/50757784.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/50766539.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/51484467.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53273995.html
要するに、長崎大学系列による早期介入事業が本格化してきた時期なのです。学校に入り込み、問題のある児童生徒を精神医療に早期につなぐという事業がまさにそのころ始まってきたのです。
少女は、精神科医のお望み通り、早期に精神科につながっていました。ところが、状況はどんどんと悪化していったのです。精神科の早期介入、早期受診、早期治療が一体何をもたらすのでしょうか?皆さん、もう一度考えてみて下さい。