Quantcast
Channel: 精神科医の犯罪を問う
Viewing all articles
Browse latest Browse all 422

4人の精神科医がつけた7つの病名

$
0
0
相模原の事件で、またまた驚くことが判明しました。さらなる診断名がついていました。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/siryo1_1.pdf

1人目の精神保健指定医の診断→「そう病」
別の精神保健指定医の診断→「大麻精神病」「非社会性パーソナリティ障害」
さらに別の精神保健指定医の診断→「妄想性障害」「薬物性精神病性障害」
外来の精神科医(上記3名とは別か不明)の診断→「抑うつ状態」「躁うつ病の疑い」

仮に精神医学が科学を名乗るのであれば、同一人物に対する診断がこれほどまでに異なるという現象はあり得ないはずです。

いやいや、そういうものだよという意見もありますが、その程度の信頼性に対して絶大な権限を与えていることになります。精神保健指定医は、たった一人の判定だけでも緊急措置入院という形で最長72時間人の身柄を拘束できるのです。

さて、予想通りこの事件を受けて政府はやはりおかしな方向に進んでいます。
http://www.asahi.com/articles/ASJ8Q2F86J8QUBQU001.html
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00333948.html

まるで、継続的に通院させていたら事件が起きなかったと言わんばかりです。

措置入院をされた事実やその際に受けた治療が、恨みやおかしな思想を助長される結果につながったという観点からの検証は存在しないようです。

精神医療が事件を防げるというのは幻想です。確かに、ずっと精神病院に閉じ込めておけばその人は物理的に事件を起こすことができなくなるでしょう。その発想の行き着くところは、全員精神病院に閉じ込めておけば誰も犯罪を犯す人がいなくなるという馬鹿げたものです。

最初に検証すべきことは、措置入院そのものや治療が事件に与えた影響です。精神科医の診断能力、判定能力も検証されなければなりません。本当に強制入院を判定するのに値するだけの信頼性や責任があるのかということが見直されなれければなりません。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 422

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>