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Channel: 精神科医の犯罪を問う
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司法の腐敗の根底にあるもの それが精神医学という思想です

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これを見たら良くわかるでしょう。ナチスが解体した後も同様の虐待が続いていたということは、ナチスが主体なのではなく精神医学が主体だということです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3121421?cx_part=txt_topics
子ども殺害のナチス病院、戦後にも虐待 オーストリア当局
2017年03月15日 13:00 

【3月15日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)が障害のある子どもを大勢殺害したことで悪名高いオーストリア首都ウィーン(Vienna)の医療施設で働いていたスタッフのほぼ全員が、戦後もそこで働き続け、患者たちを虐待していたとの報告書が公表された。

 オーストリア当局の報告書によれば、第2次世界大戦が終結した1945年から1980年代初めまで、「パビリオン15(Pavilion 15)」と呼ばれるこの施設に600~700人の子どもたちが収容され、「暴力の包括的なシステム」にさらされていたという。

 元患者やスタッフらへのインタビューを元に作成されたこの報告書は、「不適切な雇用とナチス時代との思想的決別がこのような非人道的な状況を招いた」と指摘している。

 スタッフの大半は適切な資格を持っておらず、子どもたちを静かにさせるために薬を「多用」し、柵で囲んだベッドと拘束衣を用いていたという。

 現在は閉鎖されているが、この病院では少なくとも70人が死亡している。そのうち約80%は虐待や栄養不良による肺感染症が原因だったと報告書は記した。

 この施設は、ナチスが800人近い子どもたちに対して疑似科学的な実験を行ったり、彼らをガス室送りにしていたクリニック「アム・シュピーゲルグルント(Am Spiegelgrund)」の一部だった。

 子どもたちの遺体は、彼らの科学的目的のために戦後長きにわたり使われていた。

 驚くべきは、今回の報告書によると、ここで亡くなった子どもたちの脳は、ナチスの医師でこうした死体の実験を行っていたハインリッヒ・グロス(Heinrich Gross)氏に戦争終結後も渡されていたという。

 グロス氏は裁判にかけられたが有罪判決を受けることはなく、戦後も医師としてのキャリア築いた。子どもたちの脳を入手できていたために、彼は1945年以前に始めた研究を続けることが可能だったと、報告書は指摘した。同氏は2005年に死去している。(c)AFP


そして、このナチス病院と同じことがここ日本でも起きています。

「スタッフの大半は適切な資格を持っておらず、子どもたちを静かにさせるために薬を「多用」し、柵で囲んだベッドと拘束衣を用いていたという。」
↓↓↓
日本でも精神保健指定医と一度も会ったことがないのに強制入院や拘束、隔離をされた経験のある人がいます。書類上は指定医の署名がありますが、会ったことすらありません。つまり、指定医ではない職員の判断で隔離や拘束が行われ、指定医は後付けでサインするだけなのです。適切な資格を持たない人々に不当に人権が奪われているのです。

多剤大量処方や隔離・拘束で静かにさせており、大量の死亡者が出ているのは、典型的な現在の日本の精神科病院です。
イメージ 1

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虐待に関わった人がちゃんと司法で裁かれていないのも一緒ですね。石郷岡病院事件の判決が物語っています。

そろそろ気付きましょう。ナチスが精神医学を狂わせたのではありません。同様に、司法が精神医学をおかしくしているのではありません。精神医学が「司法」という領域に侵入し、おかしくさせているのです。精神医学が「医療」に入り込むことで医療全体をおかしくさせているのです。

なぜならば、私が「精神医学」と呼ぶものは、医学の一分野としての狭義の精神医学のことではなく、拷問や虐待そのものであり、人の命に価値をつけ、不当に人権を奪って人々を支配する思想や実践だからです。

この構図が理解できたら、この社会の腐敗の根底にあるものが自ずと浮かび上がってくるでしょう。

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