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Channel: 精神科医の犯罪を問う
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死亡事件の陰に向精神薬

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また一人未成年の犠牲者が出てしまいました。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140827-00000447-fnn-soci
栃木・佐野市少女遺体事件 向精神薬成分検出 自ら服用か

フジテレビ系(FNN) 8月27日(水)12時47分配信
栃木・佐野市で段ボールの中から16歳の少女の遺体が見つかった事件で、遺体から、向精神薬の成分が検出されていたことがわかった。
警察によると、遺体で見つかった白津佳奈さん(16)の血液からは、複数の種類の向精神薬の成分が検出されたという。
また、この向精神薬は、病院で処方されたもので、無理やりのまされたような形跡はなかった。
白津さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕された、栗林 亨容疑者(30)は、埼玉・松伏町のアパートで白津さんと一緒に暮らしていて、「普段から、白津さんが薬を服用しているのを見ていた」などと供述している。
アパートからは、使用済みの薬の容器などが大量に見つかっていて、警察は、死因との関連を調べている。

最終更新:8月27日(水)12時47分


死亡した少女は、児童自立支援施設に入所していました。その後失踪したということでしたが、以下の事実を解明すべきでしょう。

1.いつから精神科にかかっていたのか?

2.児童自立支援施設が精神科受診につなげたのか?

3.失踪は2年前の9月ということだが、未成年の失踪者がその間どうやって医療機関にかかっていたのか?保険証はどうしていたのか?

4.身寄りのない失踪中の未成年に、致死量となる向精神薬を処方したことに関して、医療機関や調剤薬局は何の責任もないのか?

5.複数の向精神薬が処方されていたようだが、具体的に何の薬をどれだけ出されていたのか?


他にもこんな事件が起きています。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/558586.html

最近の向精神薬は大量服用しても死なないという人がいます。

宮田雄吾医師のように、
睡眠導入剤や抗精神病薬の多量服薬など、恐れるに足らず。」などという専門家もいます。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/51484467.html

いやいや、こういう人は現実を知らないのでしょうか?確かに、睡眠導入剤などでは死ねないかもしれません。しかし、現実には睡眠導入剤のみが単剤処方されるわけではありません。併用注意の向精神薬の組み合わせ処方が平気でされています。実際、自殺未遂で終わらず、命を失うケースも非常に多いのです。

こういう情報もあります。
「新潟県精神科入院患者自殺調査報告書」
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/1015/420/nyuuinn.pdf

2ページの表3「年齢階級別自殺率表」が全てを物語っています。20代入院患者の自殺率は同年代全県自殺率の23.6倍、未成年に至っては179.7倍です。

必ず精神科医はこのように反論するでしょう。そもそも自殺しそうなリスクの高い人が集中しているから自殺率が高いのは当たり前だと。

しかし、それではなぜ未成年~若年成人の自殺率が明らかに高いのでしょうか?そもそも、入院という手厚い監視下にいる患者をなぜ自殺させてしまうのでしょうか?

さらに気になるのは、通院患者の自殺率はもっと大きいということです。入院患者は本人の意志によらない強制入院の割合が大きいのですが、通院患者は自分の意志で通っている人が多いでしょう。つまり、その時点では治りたい、生きたいと思っているのです。

生きたいと思って医療機関にかかった人がなぜ自殺しているのでしょう?

自殺した人が直前でどんな薬物療法を受けていたのかを調査すればもっとはっきりとその理由がわかるでしょう。
自殺及び不審死の全てのケースについて、血液検査等で向精神薬の影響を調べるべきでしょう。

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