昨日から自殺予防週間が始まっています。
この自殺予防キャンペーンに象徴されるように、現在の精神医療産業の戦略は、人々の善意に付け込み、あらゆる人を精神医療への斡旋者へと変えることが中心となっています。
ゲートキーパーとは、精神医療産業へと囲い込む門番のことです。ゲートキーパは、精神医療が救済先だと信じて疑わないようです。しかし精神医療は、本当に救済の受け皿足り得るのか?いまだに改善されない多剤大量処方、ゼプリオン注射に象徴されるように、死亡者を多数出しても開き直れるあの態度、精神科医自身が過剰診断が横行していると認めているあの診断技術・・・どこにも救済の要素が見当たりません。
精神医療産業の手先となった人々は、自覚なく他の人々を地獄へといざなうのです。本人は救済していると思い込んでいますが。
被災地のこころのケア戦略でカギとなるのは、精神科医の手先となった保健師です。彼らが被災者にチェックリストをほどこし、不安にさせて精神科医につなぎます。
学校でカギとなるのは担任と養護教諭です。彼らもチェックリストで児童生徒を評価し、精神科医につなげる役目を担っています。
そして自殺対策に至っては、国民全体をゲートキーパーという名の精神科医の手先にさせようとする戦略なのです。よかれと思って精神医療につなぐ人々を養成することこそが、彼らの基本戦略です。
さて、本日発売された女性セブンで短期集中連載中の「子供たちが薬漬けにされている!」の第三弾(最終回)の記事を読みました。
http://josei7.com/topics.html
行政の姿勢が非常にわかりやすく書かれていました。
東京都世田谷区で発達障害の早期発見・早期対応に務めている世田谷区発達障害相談・療育センター「げんき」では、昨年度に来所した初回相談者280人のうち24人を医療機関につなげたということでした。
ところが、センター長は「子供への向精神薬投与が問題という認識はありませんでした。こちらで紹介するクリニックは場所や評判などで決めています。実績や統計ではなく、われわれの経験で選んでいるんです」と答えています。
さらには、医療機関紹介後の子供の状態の追跡調査について尋ねられた、センターの相談・療育の現場責任者は「病院に行ったことによって、その子供の状態がよくなったか悪くなったかはわかりません」と答えています。
これこそが、現在の自殺対策、各種メンタルヘルス対策で起きている現象なのです。精神科などの専門家につなぐことに熱心でありながら、その弊害については全く知らず、そしてつないだ結果どうなるのかについて全く責任を持たないという態度なのです。
無知だから許されるという話ではありません。人生を奪われた当事者にとって「知らなかったのよーゴメンねー」で終わらせられる話ではありません。
簡単に人を精神科につなげる人々の無知、無責任さはもはや犯罪級です。従犯と言っても差し支えありません。それでも信念を持ってその仕事を続けたいというのであれば、最低でも精神科につなぐことのデメリットを把握し、つないだ結果についても責任を取るという姿勢を見せてほしいものです。
自殺予防週間で、うつ病チェックリストや精神科受診促進のビラを配布している行政やボランティアの方々にも、そのような無責任で自己満足な活動をするからには、自分たちが精神科につなげた人々の人生にも責任を取っていただきたい。
この自殺予防キャンペーンに象徴されるように、現在の精神医療産業の戦略は、人々の善意に付け込み、あらゆる人を精神医療への斡旋者へと変えることが中心となっています。
ゲートキーパーとは、精神医療産業へと囲い込む門番のことです。ゲートキーパは、精神医療が救済先だと信じて疑わないようです。しかし精神医療は、本当に救済の受け皿足り得るのか?いまだに改善されない多剤大量処方、ゼプリオン注射に象徴されるように、死亡者を多数出しても開き直れるあの態度、精神科医自身が過剰診断が横行していると認めているあの診断技術・・・どこにも救済の要素が見当たりません。
精神医療産業の手先となった人々は、自覚なく他の人々を地獄へといざなうのです。本人は救済していると思い込んでいますが。
被災地のこころのケア戦略でカギとなるのは、精神科医の手先となった保健師です。彼らが被災者にチェックリストをほどこし、不安にさせて精神科医につなぎます。
学校でカギとなるのは担任と養護教諭です。彼らもチェックリストで児童生徒を評価し、精神科医につなげる役目を担っています。
そして自殺対策に至っては、国民全体をゲートキーパーという名の精神科医の手先にさせようとする戦略なのです。よかれと思って精神医療につなぐ人々を養成することこそが、彼らの基本戦略です。
さて、本日発売された女性セブンで短期集中連載中の「子供たちが薬漬けにされている!」の第三弾(最終回)の記事を読みました。
http://josei7.com/topics.html
行政の姿勢が非常にわかりやすく書かれていました。
東京都世田谷区で発達障害の早期発見・早期対応に務めている世田谷区発達障害相談・療育センター「げんき」では、昨年度に来所した初回相談者280人のうち24人を医療機関につなげたということでした。
ところが、センター長は「子供への向精神薬投与が問題という認識はありませんでした。こちらで紹介するクリニックは場所や評判などで決めています。実績や統計ではなく、われわれの経験で選んでいるんです」と答えています。
さらには、医療機関紹介後の子供の状態の追跡調査について尋ねられた、センターの相談・療育の現場責任者は「病院に行ったことによって、その子供の状態がよくなったか悪くなったかはわかりません」と答えています。
これこそが、現在の自殺対策、各種メンタルヘルス対策で起きている現象なのです。精神科などの専門家につなぐことに熱心でありながら、その弊害については全く知らず、そしてつないだ結果どうなるのかについて全く責任を持たないという態度なのです。
無知だから許されるという話ではありません。人生を奪われた当事者にとって「知らなかったのよーゴメンねー」で終わらせられる話ではありません。
簡単に人を精神科につなげる人々の無知、無責任さはもはや犯罪級です。従犯と言っても差し支えありません。それでも信念を持ってその仕事を続けたいというのであれば、最低でも精神科につなぐことのデメリットを把握し、つないだ結果についても責任を取るという姿勢を見せてほしいものです。
自殺予防週間で、うつ病チェックリストや精神科受診促進のビラを配布している行政やボランティアの方々にも、そのような無責任で自己満足な活動をするからには、自分たちが精神科につなげた人々の人生にも責任を取っていただきたい。