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Channel: 精神科医の犯罪を問う
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首切断事件の共通点

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ここ最近、少年少女が遺体を切断する事件が目立ちます。
2007年 福島で17歳の高校生が母親の首を切断
2013年 川崎で19歳の少年が母親の首を切断
2014年 佐世保で16歳の少女が友人の首を切断

今日は川崎の事件の初公判があったようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140901-00000035-mai-soci

こういう事件が起きる度に、まるで突然今までには存在しなかった新種の人間が現れてきたかのような報道がされます。

そして、そのような理解しがたい人間を、生まれつきの「サイコパス」などとして、社会から精神医療施設へと隔離することが解決策であるかのような論調が生まれてきます。

しかし、本当にこれらの少年少女は生まれつき異常だったのでしょうか?

こられの事件の共通点があります。それは、全て精神科の治療を受けた後に引き起こされたということです。
専門家にみせなかったから事件がおきたのではありません。専門家によって治療を受けた後に一線を越えているのです。

いわゆる問題行動は、本人の生まれつきの脳の異常によるものではなく、社会との関わりにおいて追い詰められた結果として現れるものです。そこでしっかりとした(精神医学的ではない)対処が行われていたら、悲惨な事件へとつながらなかったでしょう。

理解できない事件を、全て本人の精神疾患や異常性のせいにし、危険人物を早期に閉じ込めるという解決策をとって社会は安全になるのでしょうか?

もちろんNOです。

それは、暴力団に防犯協会の代表をお願いするようなものです。そして中世の魔女狩りを形を変えて現在によみがえらせるようなものです。精神科の治療が一体何を引き起こしたのか。それが事件とどのように関係があるのかを徹底的に調べないといけません。

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