ようやく1年以上経ってからしぶしぶ厚生労働省が処分を下しました。
この件に対しては納得がいきません。精神保健指定医の資格不正取得に関する処分が発表された2016年10月26日には、89人が指定医を取り消されましたが、処分前に2人が死亡し、6人が処分前に自主返上し、残る4人は資格取得前の申請時に不正発覚したので、合計101人の不正が認定されました。
私は、厚生労働省に対して何度も、この89名以外の精神科医の名前を公表しろと要求してきました。なぜならば、即座に名前が公表されないことによって、その精神科医にかかっている患者は事実を知らされないまま治療を受け続けることになるからです。
資格を不正に取得したけど、処分されそうになったので自主返納して処分を逃れた精神科医を主治医にしたいと思う人がいると思いますか?後でその事実を知らされたら、どうなると思いますか?
結局、今回発表されたのは死亡者を除く10人中7人でした。
この人たちの名前を決して忘れないようにしましょう
↓↓↓↓
(停止二ヶ月)群馬県伊勢崎市、原会原病院、滝沢美穂子
もしも、2016年10月26日以降に、この7人の精神科医から診療を受けていた方がいらっしゃればお知らせ下さい。厚生労働省に抗議の声を届けます。
kebichan55@yahoo.co.jp
厚労省
資格不正取得 元精神保健指定医ら28人処分
毎日新聞2018年1月25日 23時40分(最終更新 1月25日 23時40分)
医業停止や戒告
精神障害者を強制的に入院させるかどうか判断する精神保健指定医の資格の不正取得に関わったとして、厚生労働省は25日、元指定医ら28人を医業停止や戒告の行政処分にしたと発表した。発効は2月8日。
処分を受けたのは、資格申請の際、他の医師が診察した患者のリポートを使い回したり、その指導に当たったりした元指定医。厚労省の全国調査で不正が発覚し、2016年10月、89人が指定医の資格を取り消された。また10人が処分前に指定医を辞退したり、申請を却下されたりした。
厚労省は今回、このうち28人について医道審議会に諮って、診療行為ができなくなる医業停止などの処分を決めた。処分の重さはそれぞれの悪質性に基づいて判断した。処分の内訳は▽医業停止2カ月2人▽同1カ月11人▽戒告15人。
残る元指定医も今後、医業停止などの処分を検討する。【熊谷豪】
処分者は次の通り。
(当時の所属医療機関の所在地、医療機関名、氏名、年齢。敬称・呼称略)
<医業停止2カ月>群馬県伊勢崎市、原会原病院、滝沢美穂子(41)▽川崎市宮前区、聖マリアンナ医科大病院、御園生篤志(48)
<医業停止1カ月>群馬県伊勢崎市、原会原病院、原淳子(58)▽東京都世田谷区、都立松沢病院、浅野未苗(42)▽同、同、野中俊宏(52)▽東京都府中市、都立多摩総合医療センター、石井民子(62)▽同、同、西村隆夫(68)▽川崎市宮前区、聖マリアンナ医科大病院、橋本知明(40)▽同、同、本間絢子(40)▽横浜市鶴見区、横浜市東部病院、有井浩一(38)▽同、同、吉村善孝(54)▽相模原市南区、北里大東病院、大林拓樹(35)▽同、同、大石智(42)
<戒告>群馬県伊勢崎市、県立精神医療センター、清野うらら(39)▽同、同、鈴木雄介(37)▽同、同、大舘太郎(41)▽同、同、佐久間泰(33)▽同、同、須藤友博(46)▽千葉市中央区、千葉大医学部付属病院、田所重紀(42)▽同、同、佐々木剛(39)▽同、同、白石哲也(46)▽東京都府中市、都立多摩総合医療センター、金田渉(37)▽川崎市宮前区、聖マリアンナ医科大病院、鈴木慈(34)▽同、同、二宮友梨子(33)▽同、同、南麻依(34)▽相模原市南区、北里大東病院、田沼龍太郎(36)▽同、同、龍田彩(44)▽同、同、高橋恵(54)
産経新聞ニュース
2018.1.25 23:57指定医資格不正取得の28人を行政処分 厚労省
厚生労働省は25日、精神障害がある患者の強制入院の要否を判定する「精神保健指定医」資格の不正取得に関わった医師99人のうち28人について審議し、2人を業務停止2カ月、11人を同1カ月、15人を戒告とする行政処分を決定した。処分は2月8日に発効する。28人のうち、診断や治療に十分関与していない症例のリポートを提出して指定医の資格を取得した医師とそれを指導した医師は計21人。資格を自主返納した3人、指定医の申請が却下された4人も処分を受けた。指定医の資格不正取得をめぐっては平成27年4月、聖マリアンナ医科大病院で複数の医師が同じ患者の症例を使い回すなど不正に資格を取得したことが発覚。これを受けて厚労省が行った調査で、同様の不正が全国で確認され計99人が関わったことが判明した。この中には、相模原市の障害者施設殺傷事件で殺人罪などで起訴された被告の措置入院に関わった医師もいた。厚労省は残る71人の処分も追って検討する。
この件に対しては納得がいきません。精神保健指定医の資格不正取得に関する処分が発表された2016年10月26日には、89人が指定医を取り消されましたが、処分前に2人が死亡し、6人が処分前に自主返上し、残る4人は資格取得前の申請時に不正発覚したので、合計101人の不正が認定されました。
私は、厚生労働省に対して何度も、この89名以外の精神科医の名前を公表しろと要求してきました。なぜならば、即座に名前が公表されないことによって、その精神科医にかかっている患者は事実を知らされないまま治療を受け続けることになるからです。
資格を不正に取得したけど、処分されそうになったので自主返納して処分を逃れた精神科医を主治医にしたいと思う人がいると思いますか?後でその事実を知らされたら、どうなると思いますか?
結局、今回発表されたのは死亡者を除く10人中7人でした。
この人たちの名前を決して忘れないようにしましょう
↓↓↓↓
(停止二ヶ月)群馬県伊勢崎市、原会原病院、滝沢美穂子
(停止一ヶ月)川崎市宮前区、聖マリアンナ医科大病院、本間絢子
(停止一ヶ月)横浜市鶴見区、横浜市東部病院、有井浩一
(戒告)群馬県伊勢崎市、県立精神医療センター、佐久間泰
(戒告)川崎市宮前区、聖マリアンナ医科大病院、鈴木慈
(戒告)川崎市宮前区、聖マリアンナ医科大病院、二宮友梨子
(戒告)川崎市宮前区、聖マリアンナ医科大病院、南麻依
もしも、2016年10月26日以降に、この7人の精神科医から診療を受けていた方がいらっしゃればお知らせ下さい。厚生労働省に抗議の声を届けます。kebichan55@yahoo.co.jp