皆さんは雅子妃の主治医である大野裕氏についてどんなイメージを持っているでしょうか?
認知行動療法の第一人者というイメージが先行し、薬漬け精神医療を変える救世主であるかのように思っている人々が少なからず存在します。(特に公明党の皆さん!)
しかし、彼の本当の意図はこれです。
「雅子妃の主治医でもある大野裕氏に言わせると、日本人に行うべき最大の認知療法は、精神科の薬にまつわる偏見や認知を変えさせることだそうだ。要するに薬が怖いと思われ過ぎているから、治るはずの人も治らないということだ。」
薬を飲ませるように方向づけることが彼の認知行動療法の目的です。いや、偏見も何も、「安全」「画期的」「劇的」「副作用がない」「医師の指導の下に飲めば大丈夫」という精神科医の情報こそが事実からかけはなれた偏見の塊なんですけど・・・
もちろん、このコラムを書いている精神科医はそういう意味でも最悪の部類です。生き残り法としてもっともいけない方法を推奨したり、勝手にオリジナルのガイドラインを作ったりとやり放題ですね。母校の恥です。
しかし、そんな和田氏も、大野氏と比較すると霞んで見えてきます。大野氏の本当の意図を理解するといろいろなことが見えてきます。こころの健康基本法の恐ろしさも理解できてきます。製薬会社が大野氏に金を積む理由がわかりましたか?