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Channel: 精神科医の犯罪を問う
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病気だから事件を起こすのか?

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向精神薬

これは飲んでいる間だけ副作用が現れるのではありません。


抗うつ薬服用下の自殺、開始・中断時に増加
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20150310/438593/

もちろん、デタラメな多剤大量処方をされた場合に一体どんな副作用、後遺症が現れるのかなど誰にもわかりません。誰も臨床試験したことないからです。

製薬会社は薬を承認する際に、基本単剤の臨床試験(人体実験)で得たデータを用います。薬剤間の相互作用をチェックできたとしてもせいぜい2剤間です。

抗うつ薬4種類(うち3剤が最大量)、抗精神病薬4種類(全て最大量)、睡眠薬・抗不安薬9種類(全て最大量)という処方を見たことありますが、これがどんな影響をもたらすのかを予測・評価することなどできると思いますか?現在のどんな最先端科学を使っても不可能です。1000年後でも無理かもしれません。


誰にもわからないということは、誰にも責任は取れないのです。薬を止めてから1年後にいきなり錯乱するかもしれません。脳が不可逆的に損傷されているかもしれません。

散々向精神薬を服用した後、服用前にはなかったような攻撃性、衝動性、不随意運動、錯乱、様々な身体的・精神的反応が現れることがよくありますが、精神科医はそれを「精神病の影響」「再発」という言葉でごまかそうとします。そして、しばしば「薬の影響ではない」と断言します。当たり前ですが、断言することなど現代の科学では不可能ですが、精神科医にとってそんなのは関係ありません。そもそもが科学ではないからです。


しかし、限りなく疑わしくても、それを立証しない限りはクロとはならないのが厳しい現実です。本来、投薬した主治医こそが処方した薬の影響かどうかを確かめる責任があるべきですが、被害を薬の影響だと立証するのはなぜか被害者の責任となるのです。

被害を受けた人はそこまでする気力・体力・財力がありません。そこで「薬の影響などない」という精神科医の「意見」が全て通ってしまうのです。

ここからはたとえ話です。

クラス内で明らかないじめがあります。首謀者は委員長です。被害者は理不尽にターゲットにされた気弱な生徒です。生徒が勇気をふりしぼって担任教師にいじめ被害を訴えたのに、「証拠はあるのか?」と突き返されます。

被害者が明らかに大けがをしているのに、クラスメイトも教師も被害者の声に耳を傾けず、それどころか「委員長のせいにするな」「委員長がそんなことをするはずがない」「自分のせいじゃないのか?」「思い込みが激しいのでは?」「お前がおかしいのでは?」と被害者を責めます。委員長は「俺がやった証拠があるのか?」でお咎めなし。


被害者はますます追い詰められます。そしてついに「事件」が起きます。自死かもしれません。復讐かもしれません。錯乱して無差別に暴れまわるのかもしれません。いずれにせよ、「やっぱりおかしな奴だった」で終わります。

事件を受け、おかしなことを言う奴は素早く排除するような風潮になります。しかし、どんどん排除しているにもかかわらず、なぜか事件が起きます。むしろ悪化しています。誰にも理由はわかりません。

今はこんな社会です。


「おかしな奴」だから事件を起こすのではありません。
その人を決定的に変えてしまった何かがあるのです。追い詰めた何かがあるのです。



「精神科の治療」―これが鍵を握るものです

放火と向精神薬

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「妻が睡眠薬などの副作用から放火した可能性を排除できない」
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/03/24/01.html
妻子放火殺人、夫に無罪判決 さいたま地裁「合理的疑い残る」

 志木市で2008年12月、自宅に放火して妻子を殺害したなどとして、殺人、殺人未遂、現住建造物等放火の罪に問われた、同市柏 木町、無職山野輝之被告(40)の裁判員裁判の判決公判が23日、さいたま地裁で開かれ、河本雅也裁判長は無罪(求刑・無期懲役)を言い渡した。河本裁判 長は放火と認定した上で「被告人が犯人であることに合理的な疑いが残る」と述べた。

 検察側は防犯カメラの映像や燃焼実験の結果から、山野被告が放火したと主張。動機は「不倫相手と再婚するために妻子を殺害しようとした」としていた。一方、山野被告は公判で一貫して無罪を訴え、弁護側は漏電や妻による放火の可能性を主張していた。

 判決は「被告人が外出した後、被告人以外が放火した可能性が認められる」「妻が睡眠薬などの副作用から放火した可能性を排除できない」と無罪の理由を述べた。検察側の主張する動機についても「妻らと断絶を企てるほどの状況だったか疑問」と退けた。

 山野被告は08年12月3日午前5時すぎ、同市中宗岡の当時の自宅に放火し、妻の荒木奈穂子さん=当時(33)=と次女真弥ちゃん=同(4)=を一酸化炭素中毒で殺害、当時12歳だった長男を殺害しようとしたとして起訴された。

 弁護人の岩本憲武弁護士は「適切で正しい判決を下していただいた」。地検の片山巌次席検事は「判決内容を精査した上で上級庁と協議の上、適切に対応したい」としている。

 さいたま地裁では今月3日、両親への殺人と非現住建造物等放火罪に問われた男性(43)に無罪が言い渡されたばかり。

(埼玉新聞2015年3月23日)

「精神的に不安定だった妻が睡眠薬の副作用で放火した可能性を否定できない」
http://mainichi.jp/select/news/20150324k0000m040116000c.html

実際に多剤大量処方をされ、自覚がないままに放火した人を知っています。その方は、逮捕されて向精神薬が切れ、ようやく正気に戻りました。

恐ろしいのは、本当に自分が何をしたのか、なぜあんなことをしたのか自覚がないのです。放火事件と向精神薬は結構関係があります。多剤大量処方や離脱症状が行動や思考に影響を与えるのです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/44808821.html
http://www.47news.jp/smp/news/archive/200701/CN2007011901000592.html
http://www.npojip.org/sokuho/no142-07.pdf

自覚がないままに自死、殺人、放火を行い、命が失われるケースは、単に明らかにされていないだけでたくさんあるでしょう。悲劇を防ぐには、事実を伝えていくしかありません。

ゼプリオン 1年で46人の死亡報告

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悪名高きゼプリオン(統合失調症に使われる注射剤)について

販売開始されて5ヶ月で21人の死亡が報告されていました(推定使用患者数は約10900人)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11125000-Iyakushokuhinkyoku-Anzentaisakuka/0000043879.pdf

医薬品医療機器総合機構のホームページでは、2014年11月分までの副作用が疑われる症例報告を見ることができます。
http://www.info.pmda.go.jp/fsearchnew/jsp/menu_fukusayou_base.jsp

ここでゼプリオンについて報告された症例から死亡事例を抜粋し、以下にまとめました。これで販売開始してから1年で報告されたものになります。
60歳代男性 死亡(心肺停止、循環虚脱)
60歳代男性 死亡(心筋梗塞)
20歳代女性 死亡(心筋梗塞)
60歳代男性 死亡(誤嚥、窒息)
40歳代男性 死亡(自殺既遂)※投与された翌日に自殺既遂
40歳代男性 死亡(自殺既遂)
50歳代男性 死亡(急性心不全)
40歳代女性 死亡(自殺既遂)
50歳代男性 死亡(突然死)
40歳代男性 死亡(交通事故、死亡、出血、座礁、誤嚥)
30歳代女性 死亡(自殺既遂)
60歳代男性 死亡(多臓器不全など)
60歳代女性 死亡(自殺既遂)
50歳代女性 死亡(循環虚脱)
50歳代女性 死亡(突然死)
20歳代女性 死亡(嘔吐、急性呼吸不全、窒息)
20歳代男性 死亡(自殺既遂)
60歳代男性 死亡(多臓器不全)
30歳代男性 死亡(自殺既遂)
70歳代男性 死亡(悪性症候群)
70歳代男性 死亡(急性心不全、深部静脈血栓症)
80歳代男性 死亡
50歳代男性 死亡(自殺既遂)
20歳代男性 死亡(自殺既遂)
50歳代女性 死亡(自殺既遂)
60歳代女性 死亡(窒息)
60歳代女性 死亡(心停止)
70歳代男性 死亡(遠隔転移を伴う膵癌)
40歳代女性 死亡(自殺既遂)
40歳代男性 死亡(誤嚥、閉塞性気道障害)
60歳代女性 死亡(心筋梗塞)
70歳代男性 死亡(肺炎)
50歳代男性 死亡
50歳代女性 死亡(窒息、嘔吐、脳血管発作)
50歳代女性 死亡(多臓器不全、肝機能異常)
30歳代男性 死亡(呼吸不全、過量投与)
20歳代男性 死亡(突然死)
40歳代男性 死亡
40歳代男性 死亡(低体温)
30歳代女性 死亡(悪性症候群など)
50歳代男性 死亡(呼吸困難、構語障害、動悸)
30歳代男性 死亡(急性心筋梗塞)
50歳代男性 死亡
60歳代男性 死亡
50歳代男性 死亡(肺塞栓症、右室不全)
50歳代女性 死亡
合計46例

食品産業の場合、「疑い」レベルの死亡事件が1件でも発生したら、少なくともその食品は流通停止、自主回収が当たり前です。

ところが、たった1万人程度の消費者なのに5ヶ月で21件もの死亡例が出ているゼプリオンは、販売停止にすらなりません。立ち入り検査も営業自粛もありません。

なぜでしょう?

なぜならば、精神医療業界ではこれくらい人が死亡するのが当たり前だからです。

え?

耳を疑いましたか?でも、その理屈がまかり通るのが精神医療なのですよ。致死量に相当する抗精神病薬多剤大量投与で患者が死亡した事件でも、それくらい出すのは珍しくないという理屈で被告病院の責任が一切問われない民事裁判もありました。

実際、精神科病院では、約30万人の入院患者のうち、1か月で2100人が死亡退院しています。1か月の死亡率が0.7%です。

それに対してゼプリオンの死亡率は5ヶ月で0.2%です。他の業界と比べたら、死亡率や副作用率が異常に高くても、同じ業界内で比べたら数値が比較的低いので問題ないというトリックです。

これと同じような種類のデポ剤(エビリファイの持効性注射)がまもなく流通します。この業界自体が異常であるという認識を持たない限り、同じ悲劇が繰り返されるだけでしょう。

精神科治療と飛行機事故

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色々と判明してきましたね

【副操縦士のアパートでうつ治療薬を押収か】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150329-00000001-jij-eurp&pos=4

【家から抗精神病薬も】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150329-00000001-jij-eurp

【重いうつ症状の治療薬も多数押収していた】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150328-00050137-yom-int

これらの情報はどこまで正しいのかわかりません。しかし、どうやら副操縦士は複数の医療機関で精神科治療を受け、様々な向精神薬を処方されていたことが濃厚となってきました。

この事件は日本でも注目され、精神科医を「専門家」としてコメントさせるなど、新聞、雑誌、テレビで連日のように報道されています。ところが、副操縦士個人や会社、航空業界の批判をしたり、精神疾患について解説する報道はあっても、副操縦士になされていた「治療」に注目し、批判するような報道は一切ありません。

精神科医にとっては、全部副操縦士や会社、あるいは病気の責任にしてしまいたいでしょう。しかしこれほど世界中に衝撃を与えた事件です。「精神科治療」「向精神薬」が一体どんな影響を与えたのかを徹底的に解明する必要があります。

許せない報道はこちらです。
http://news.livedoor.com/article/detail/9944428/

この記事に出てくる酒井和夫という精神科医は、全日空ハイジャック機長殺害事件の犯人の主治医でした。彼に当時未認可だったSSRIなどを処方していました。刑事裁判の判決では、抗うつ薬が犯行に影響を与えていたことが認められました。

この事件は大惨事一歩手前でした。乗務員らがコックピットに突入して犯人を拘束し、機体を立て直さなければ、八王子の住宅街に墜落していた可能性がありました。そうなれば、ドイツの事故よりもはるかに多い犠牲者を出していたでしょう。

そんな精神科医が偉そうに病名についてコメントするのです。いえいえ、貴方と同じケースではないですか?もちろん認めないでしょうね。治療こそが犯行に影響を与えた本当の原因であるなんて

テロリズムと精神医学

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これがテロ組織で使われる常套手段です。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150402-00000041-jnn-int
 一方、シリア北部でクルド人部隊に捕らえられた「イスラム国」の戦闘員です。主に爆発物を担当していたという23歳の戦闘員は、こんな証言もします。

 「戦闘に入るときは認識に作用する薬を飲みました。戦車が鳥に見えて剣で倒せる気になります。戦闘に入る直前に飲むんです。その方が効き目が最大になるんですよ」(『イスラム国』戦闘員)

 拘束していた捕虜7人を拳銃で殺害したことがあるといいますが、その際にも向精神薬を服用したということです。
(TBSニュース2015年4月2日より一部抜粋)

凄惨なテロ、戦争、破壊の背景には必ず精神医学がつきまといます。日本のオウム真理教もそうでした。

恐ろしいのは、無差別殺人の実行犯になるのは、このような「戦闘員」だけではないということです。治療として使われる向精神薬の影響を受け、不本意にも事件を起こす一般市民がいるのです。

普通の感覚では起こせそうもない尋常ではない事件を調べると、多くの場合、精神科の治療に行きつきます。「精神疾患」が原因で事件を起こすのではありません。前回の記事でお伝えしたように、デタラメ処方によってハイジャック事件すら引き起こされるのです。

精神医学、向精神薬を悪用すれば、無意識の殺人マシーンを作ることすらできます。実際、それを目指して人体実験していたのは、世界精神医学会初代会長であるキャメロン博士であり(※詳細はMKウルトラ計画で検索)、その実験を真似したのがオウム真理教なのです。

人の思考や行動に強く影響を与える向精神薬。精神科医は気軽に適当に処方していますが、本当にそんな感覚で扱って良い物なのでしょうか?デタラメ多剤処方で有名な日本の精神科医に使わせても良い物なのでしょうか?

テロ実行犯や無差別殺傷犯の「心の闇」やパイロットの「精神疾患」を追及しても何もわからないし解決しないでしょう。それよりも、彼らの行動や思考に影響を与えた精神医学の闇を追及することこそが、この恐怖と混乱に支配された世の中に光を当てることになるでしょう。

ようやく日本精神科病院協会の献金問題に言及するマスコミが

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今日発売の女性セブンに「認知症になったら精神科病院!?」という特集記事があります。
http://josei7.com/topics.html

ようやく新オレンジプランと日本精神科病院協会の献金問題について追及する記事が出ました。是非お読み下さい。

さて、記事を読むと卒倒するくらい驚く箇所があります。日本精神科病院政治連盟から500万円献金を受けているとある議員の発言です。

現在の日本においては、人権がもっとも保障されている分野は、精神科医療であり、これと同等のスキームが他の高齢者医療介護の分野においても整備されることが望まれる


・・・是非人権がもっとも保障された精神科病院に体験入院していただきたいですね。八○子市の滝○病院※なんかお勧めですよ!

※2000年に摘発された朝○病院の院長は刑事的には何の処分もされず、世間の目を逃れてここで働き、同様の治療を行っている。異常に高い死亡退院率を誇ることで有名。
http://orifure-net.cocolog-nifty.com/net/2010/05/post-fe75.html

単なる逮捕監禁

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大ニュースです
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150414/4012741.html

厚労省 指定医取り消し検討へ
NHK首都圏ニュース04月14日 11時14分

厚労省 指定医取り消し検討へ

川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院で、少なくとも9人の医師が、重い精神障害がある患者の強制的な入院が必要かどうかなどを判定する専門の医師の指定を、不正に取得していた疑いがあることがわかった問題で、厚生労働省は15日、専門家による審議会を開いて、指定医の取り消しなどを検討することにしています。
医療関係者によりますと、川崎市の聖マリアンナ医科大学病院では、少なくとも9人の医師が、重い精神障害がある患者に対して強制的な入院や行動の制限が必要かどうかなどを判定する「精神保健指定医」という専門の資格の指定を、不正に取得していた疑いがあるということです。
医師らは「精神保健指定医」の資格を申請した際、自分が診察していない患者のレポートを提出したり、他の医師が診察した患者の症例をコピーしたりした疑いがあるということです。
この問題を受け、厚生労働省は15日、専門家による医道審議会を開いて「精神保健指定医」の資格の取り消しなどを検討することにしています。
この問題について、塩崎厚生労働大臣は閣議の後の記者会見で「個別の案件なのでコメントは差し控えたい。何らかのかたちで厚労省としての方針がまとまってから説明したい」と述べました。

わかりますか?

こういう人々が他人の身柄を拘束する権限を持っていたのですよ。

強制入院、隔離、身体拘束・・・こういったことを不正に取得した免許でやっていたとしたら、単なる逮捕監禁です。

精神保健指定医の幻想と現実

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重要:以下に該当する方いらっしゃいますか?
①聖マリアンナ病院精神科に勤めている(いた)方
②聖マリアンナ病院精神科に入院・通院している(いた)方。特に、強制入院や行動制限を受けていた方。
③聖マリアンナ病院以外での精神保健指定医の資格不正取得の実態について直接知っている関係者

今回の聖マリアンナでの精神保健指定医の不正取得は特別なケースだとは到底思えません。同様のケースはかなり広がっていると思われます。そこで、徹底的にこの闇を暴きたいと考えています。マスコミにもしっかりと暴いてもらうため協力しようと思います。

①~③に該当する方、是非ご連絡下さい。

さて、精神保健指定医は特別な資格を持っています。強制入院、隔離、身体拘束など、意志に反して人の身柄を拘束できる権限があるからです。誤認逮捕や冤罪死刑があってはならないよう、指定医が誤って判定することは重大な人権侵害にあたります。

人の自由と権利を強く制限する精神保健指定医の判定は常に正しいのでしょうか?

まず、この方々の言葉を聞いてみましょう。

「基本的には入院の正当性というものは指定医の先生が御判断をいただくわけでございますから、必要がない方が入院になるということはまずないわけでございます。」田村憲久厚労相(当時) 2013年5月28日参議院厚生労働委員会

「精神科医療においては、(行動制限は)精神保健福祉法により、指定医という資格を持った医師の判断によってのみなされ、厳格な手続きが定められており、厳重な監査の仕組みがある。しがって、現在の日本においては、人権がもっとも保障されている分野は、精神科医療であり、これと同等のスキームが他の高齢者医療介護の分野においても整備されることが望まれる」石井みどり参議院議員 女性セブン2015年4月23日号

まるで精神保健指定医は必ず正しい判定をするかのようですね。さて、今日のニュースではこうなっています。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150414-OYT1T50057.html

実に11人もの精神科医が不正取得した疑いがもたれているのです。こうなると、本当に聖マリアンナだけの問題ではありません。こちらにも指定医の不正取得に関する内部告発が来ています。

もはや、精神保健指定医の判定が正しいかどうかという以前の問題です。指定医の資格自体が偽物だったからです。現在、精神科病院において、身体拘束、隔離、医療保護入院が異常なほど急増しています。本当にこれらの判定は正しいのですか?
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精神医療業界の皆様 今こそ膿を出し切るチャンスです

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厚生労働省が過去5年にさかのぼり、資格を取るために必要だった症例報告全て見直すと聞き、戦々恐々としている精神保健指定医も多いことと思われます。
自身が不正をしてしまった、あるいは他人の不正を知ってしまった皆様、そのままずっと心に溜めておき、いつ不正が発覚するかびくびくすることは心の健康上良くありません。
心の健康を保つためには、ちゃんと過去の不正に向き合い、自白するなどして責任を取った方がいいでしょう。「心のケア」の専門家の皆様、出番ですよ。不正の発覚を恐れて悩んでいる同僚たちの心のケアをしてあげて下さい。
日本最大の精神医学会である日本精神神経学会、精神保健指定医の資格取得の際の研修を国から委託されている日本精神科病院協会にとってもチャンスですね。
同学会は素晴らしい倫理綱領をお持ちですね。特に「同業者の反倫理的行為を容認してはならない」というフレーズにしびれます!
同協会も素晴らしい倫理綱領をお持ちです。1~5の項目からすると、精神保健指定医の不正取得なんて最も許されない行為ですよね。
まさに倫理綱領が形骸化したものではないことを証明するチャンスです。身内に対しても厳しい姿勢を示し、精神保健指定医不正取得を許さず、聖マリアンナ医科大以外にも同様の不正がなかったかを徹底的に調べ、容赦なく摘発して厳罰が下るよう国に協力すると、国民からの信用が回復すると思いますよ!

人権を重んじ、倫理綱領を重視する皆様なら、私が指摘するまでもなく、当然そのようにするに決まっていますよね。期待しています!!

私も、微力ながら内部告発を受け付けるという形で貢献したいと思います。本気でこの腐敗した精神医療業界を正したいという覚悟のある内部告発者の方、ご連絡をお待ちしております。
kebichan55@yahoo.co.jp

広がる激震 沈黙する精神医学会、業界団体

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聖マリアンナ事件をきっかけに、精神医療業界に激震が起きています。そして、それは収束するどころかどんどん広がっていっています。

昨日は参議院厚生労働委員で川田龍平議員が追及しています。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=19901&type=recorded

川田議員の質問によると、千葉大医学部大学院でも聖マリアンナと同様の不正の疑いが2011年にあったとのことでした。いよいよ氷山の一角だったことが暴かれつつあるのではないでしょうか。

このソースはおそらくこちらでしょう。ネット上で精神科医の間で話題となっています。
http://i.imgur.com/zT0y0Mp.jpg

新聞社も次々と社説で声を上げています。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150420-OYT1T50131.html

朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/DA3S11710796.html?ref=editorial_backnumber

毎日新聞
http://mainichi.jp/opinion/news/20150420k0000m070081000c.html

西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/164140

河北新報
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20150419_01.html

高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=336549&nwIW=1&nwVt=knd

対照的に、精神医学史上に残るようなこんな重大な事件に対して、なぜか精神医学会や業界団体は沈黙を守り続けています。まさか声を上げるとヤブ蛇になるから何も言わないというわけではありませんよね?

さあ、聖マリアンナの次に火がつくのはどこでしょうか?
やはり千葉大でしょうか?

それとも不正は他にもあるのでしょうか?

確実に言えることがあります。それは他にもあるということです。私のところにも情報が入ってきております。不正についてご存知の方、もうここまで来たら隠しておく必要はないでしょう。告発したいという勇気をお持ちであれば、マスコミや議員、行政につなぎます。匿名でも構いません。情報を下さい。
kebichan55@yahoo.co.jp

もはや学術団体でも公益団体でもない単なる利権団体 日本精神神経学会

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聖マリアンナ医科大学での精神保健指定医不正取得問題は、日本の精神医療を根底から揺るがすほど大きな問題です。

日本精神神経学会は声を上げるチャンスです。なぜならば、自分たちがかつて精神保健指定医制度に反対していたからです。

なぜ声を上げないのでしょうか?患者の人権を守り、同業者の反倫理的行為を容認しないはずの姿勢はどうなったのでしょうか?

呆れたことに、事件の発覚以降に出された声明はこちらです。

学校でメンタルヘルス教育をさせなさい、というものです。自分たちこそが誤った知識を普及して精神障害に対するスティグマを作り上げておきながら、「正しい知識」と主張するいつものマッチ・ポンプです。

彼らの意図を解釈してあげると、以下のようなものです:
「自らと他者のこころの健康に配慮し、不調が生じた場合に適
切に対応できる成人となる」→すぐに専門家に頼り、自ら精神科受診をしたり、他人に受診を促したりする人間を作りたい

「精神疾患に関する正しい知識」→脳の病気だから精神科を受診して薬を飲まないと治らないよと洗脳すればOK

「回復可能性(リカバリー)」→薬を飲み続けたら社会復帰できるようになるよと騙したら一生飲んでくれるよ。

このように自分たちの利権や市場を広げることには敏感なのに、患者の人権問題や、同業者の反倫理的行為については全く関知しないようです。昔はあれほど人権問題に敏感であり、身内の不正に対しても断固とした姿勢を示していたこの学会の凋落ぶりはすさまじいですね。

聞き飽きた正当化

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今回の精神保健指定医資格不正取得問題を受けて、精神科医たちの反応が興味深いです。

有名精神科医のブログやツイッターでは、なぜか不自然なほど完全にスルーされています。

昨日の読売新聞(web版の記事)で核心を突かれたのか、突然正当化し出す精神科医もいます。多くの指定医は真面目にやっている、といういつもの正当化です。

これほど重大な事件なのにスルーしている学会や有名精神科医は、下手に声を上げてブーメランになることを恐れているのでしょうか?

真面目にやっている精神科医や苦しんでいる当事者のために、一部の問題だけを過剰に取り上げて批判するな、となぜか患者の人権を持ち出して正当化をしている精神科医は、事の重大性を理解していないことを公言するようなものです。

冤罪で死刑執行されたり、長期収監されたりするケースが1件でもあれば大きな問題になります。冤罪を引き起こしたずさんな捜査や、不正を見抜けなかった司法制度は厳しく批判されるべきであり、それは「真面目に仕事をしている警察や検察、裁判官がいる」というのとは全く別次元の問題です。


精神科においては、一体いくつの「冤罪」があるのでしょうか?司法が作り出した冤罪の比ではありません。これまでこの問題が批判されてこなかったことが異常であり、いざ批判されると過剰に批判するなと騒ぎ立てるのは見苦しいとしか言いようがありません。

「多くの精神科医は真面目に診療している」
「私は多剤大量処方などしない」
「ずさんな治療をしているのはごく一部の精神科医だけだ」
「私はむやみに強制入院や拘束はしない」

・・・・・・自分は真面目にやっているというあなたの主張(※事実ではなくあくまで主張)はよくわかりました。ではなぜあなた方は同業者の反倫理的行為を容認してきたのですか?なぜ自分は関係ないという態度でいられるのですか?なぜ不正を一部の問題として矮小化したいのですか?本当は自分に心当たりがあるのではないですか?


人権意識に欠けている精神保健指定医がいるのはまぎれもない事実です。指導医が全て代筆したとしても通ってしまうような症例レポートと3日の研修だけでこの重大な資格を与えることは、その付与される権限の大きさと比較するとあまりにも形骸化されています。指定医の資格取得の際には、近郊で最も劣悪な精神科病棟において72時間連続隔離拘束を体験研修することを必修にするくらいで初めてその資格を扱う責任が自覚されるでしょう。

日々キレイごとをつぶやいて正当化している精神科医に、是非率先してこの体験研修を受けていただきたい。

市民のメンタルヘルスは市民で守ろう

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悲劇は、我々の「心の健康」「メンタルヘルス」といったものを、得体も知れない「専門家」にゆだねてしまったことから始まりました。

専門家とされた精神科医は一体何をしてきたのでしょうか?

我々は過剰な期待を専門家に寄せてきました。
「人間の心を良く理解しているはずだ」
「心の問題を解決してくれるはずだ」
「病気を治してくれるはずだ」
「正しい診断・治療をしてくれるはずだ」
「心を扱う専門家なので、高い倫理観、順法精神を持っているはずだ」
「誠実な対応をしてくれるはずだ」

その期待は全て裏切られました。言うなれば、Dr.倫太郎の診察を期待して受けにいったら宮川教授が出てきたようなものでしょう(※件のドラマなど観ていませんが、観た人の感想から勝手に推測しました)

勝手に幻想を抱いた我々にも問題がありますが、そのような実態とかけ離れたイメージ戦略を打ち出してきたのが、ここ20年の精神医療産業です。

そして、聖マリアンナ医科大の不正事件と、それに対する精神医学会の姿勢(全スルー)を見るにつれ、専門家には何の自浄作用も期待できないことを再確信しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/55339023.html

いまだ沈黙を保つ日本精神神経学会は、プレスセミナーを開いて自分たちのPRに必死です。
https://www.jspn.or.jp/modules/forpress/index.php?content_id=9

ちなみに、今回の総会の大会長は、過去に人体実験をしていた人物です。
http://i.imgur.com/UojLoDc.jpg
http://i.imgur.com/1wh8M8H.jpg
http://i.imgur.com/2aHDbzL.jpg

専門家に任せても状況が改善することはないことを我々は学習しました。専門家の自浄作用を期待しても無駄である以上、我々が状況を変えるしかありません。

精神医療による不正、虐待、矛盾に対して徹底的に批判の声を上げることが第一のステップでした。それはかなり広がってきました。このブログが開設された当初と比較すると、その声は飛躍的に拡大しています。しかし批判一辺倒だといずれ閉塞します。創造の前には破壊が必要ですが、破壊だけでは創造ができません。

我々には別の選択肢が必要です。精神医学の診断・投薬に強制的に従うことを基本としたメンタルヘルスと決別し、それにとって代わるものが必要なのです。

そのヒントとなりそうなイベントが都内で開かれます。国や専門家に任せるのではなく、市民自らがあるべきメンタルヘルスについて考えるイベントです。
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http://ameblo.jp/sting-n/entry-12015157107.html
https://www.facebook.com/events/342390355949924/347363405452619/

これは万人にとって「正解」ではないかもしれません。しかし、大事な姿勢は「自分たちで考える」ということです。参加し、色々な視点を学び、自分にとっての正解を見つけ出すことが重要なのです。

精神医療批判の専門家に決断を委ねても、私のブログを鵜呑みにしても、その姿勢自体は精神科医にメンタルヘルスを任せるのと大して変わりはありません。その姿勢こそが悲劇を呼び寄せるのです。

今や情報やチャンスはいくらでもあります。是非これらをうまく活用し、自分で真実を確かめて下さい。

体を張る香山先生

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ひと昔前は目の上のタンコブのような存在でしたが、最近は逆にありがたい存在になっています。精神医学を用いて人を評価し、意見する精神科医の傲慢さ、おかしさを世間に知らしめてくれる貴重な存在です。この人のおかげで、どれだけの人が精神科医の胡散臭さに気付いたでしょうか。最近の活躍は素晴らしいです。これからも頑張って下さい、香山先生

そういえば先生は来月日本精神神経学会の年次総会の市民公開講座で講演されるそうですね。

タイトルはずばり「ストレスとの上手な付き合い方」

なるほど、最近わざとやっているとしか思えない行動はこのためだったんですね。世間から総叩きされるストレスとどのように上手に付き合うのか、自分で実験をされるのですね。

ワイルドな香山先生に敬服します。

苦しい日本精神神経学会

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今日、日本精神神経学会学術総会(6月4~6日)に先立ち、プレスセミナーが開催されました。

さて、今回の学術大会は色々な意味で注目されています。

1.多剤併用処方をしても診療報酬が減算されない特別な資格(多剤大量処方免罪符)を発行する立場にありながら、多剤併用処方のエビデンスを示すように市民団体が求めた質問状について、1年以上も無視し続けている

2.大阪国際会議場で6月4~6日に開かれる予定の第111回日本精神神経学会学術大会の大会長は、かつて被験者を騙す悪質で違法な臨床試験(=人体実験)をしていた。
1997年『奈良県立医科大学 岸本年史教授 老人ホームで人体実験』
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3.精神保健指定医の不正取得に対して完全に沈黙を保っていたが、プレスセミナーを控えてついに声明を出さざるを得なくなり、トカゲの尻尾切り的声明を発表した。この学会は医学生や研修医のために2013年度からサマースクールを開き、精神医学講座紹介のためのパンフレットを作り、聖マリアンナ大学についても紹介していた。
https://www.jspn.or.jp/huge/psychiatry_course_pamphlet.pdf
https://www.jspn.or.jp/…/psychiatry_course_pamphlet_2014.pdf

4.第111回学術大会の市民公開講座で、「あの」香山リカ氏が講演することになっている。

さあ、今日はそのプレスセミナーの成果はどうだったのでしょうか?
やはり、こちらが注目されていますね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150514-00000006-cbn-soci

よく読めばわかると思いますが、あくまで聖マリアンナ医科大で処分された精神科医の専門医の資格のみを見直すということです。専門医全員の資格を見直すつもりなど毛頭もないのです。

厚生労働省から処分が決定されたのは4月15日です。それまでいくらでも声明を発表する機会はありました。でも、このタイミング(HPで5月11日に公表)で発表したのは、プレスセミナー対策としか思えませんね。とても自発的に声明を発表したように見えません。単なる体裁のためのアピールとしか思えません。

学術団体、公益団体を名乗るのはそろそろ終わりにしていただけませんか?

石郷岡病院事件

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精神科病院では、患者が殺されています。大げさな表現ではありません。厚生労働省の「患者調査」によると、精神科病床に入院している患者は、1ヶ月で2100人が死亡退院しています。

しかし、そのような統計にすら載らない死亡事件があります。転院先で死亡に至ったら死亡退院になりません。それが「石郷岡病院事件」です。
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是非署名をお願いします。

この石郷岡病院の理事長は、あの有名な石郷岡純氏です。東京女子医科大学の教授であり、精神医学会の重鎮です。薬物療法の権威でもあり、日本精神神経学会の免罪符研修(これを受けたら多剤併用処方をしても診療報酬が減点されないという免罪符になる)の責任者の一人となっています。

石郷岡氏が理事長に就任したのは事件後である2012年4月1日ですが、この日付以降の当該患者や家族に対する病院側の対応は、全てこの理事長の責任になります。

さて、この病院の基本方針をお読み下さい。
精神医療の基本は「人の気持ちに配慮すること」を常に念頭におき、受療している方々のみならず、そのご家族等のご意見、ご批判も十分に傾聴し、改善すべき点は積極的にその努力をすると同時に、丁寧に説明し、安心感を持って治療を任せていただけるように努めます。

どうですか?この現実との差は?

入院患者の顔面とその家族の思いを踏みにじるのがこの病院の本当の姿です。理事長以下がこのような自分たちで定めた「基本方針」すら守れないのに、石郷岡氏はどうして研修などできるのでしょうか。

何度も言いますが、精神医療業界にもはや自浄作用など存在しません。内部から綺麗にできない以上、外部から強制力を伴って掃除しないといけません。そのためには、警察・検察にも仕事をさせないといけません。

拡散希望です。是非署名を増やし、司法界にも責任を求めていきましょう。

暴走する予防精神医学

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人間の脳にマイクロチップを埋め込み、好きな時に電気ショックをかけることで人々をコントロールする世界を目指している精神科医が、ついにここまで実現させてきました。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150530/CK2015053002000097.html

中日新聞静岡版 2015年5月30日
統合失調症予防の施設 浜医大が全国初

幻聴や妄想に悩まされる統合失調症は、十代後半から三十代前半に発症しやすく、遺伝する可能性も高いとされ る。浜松医科大精神神経科(浜松市東区)は八月にも、遺伝の可能性がある未発症者を定期的に診断し予防や治療に役立てる全国初の「統合失調症予防セン ター」を立ち上げる。同科の森則夫教授は「未発症の近親者の発症因子を観察することで、予防プログラムの確立に努めたい」と話している。

 統合失調症は、胎児の時期に遺伝子の塩基配列の変化やウイルス感染、母体への精神的ストレスなどが絡み合って発症因子ができる。発症因子は出生時 には存在しているにもかかわらず、二十歳前後まで発症しないケースがほとんどで、発症の原因などは分かっていない。近親者に患者がいる場合、発症の確率は 十倍高くなるという。

 センターは、両親や兄弟など二親等以内に患者を持つ未治療者を公募。脳内の異常を察知すると増殖するタンパク「ミクログリア」を陽電子放射断層撮 影(PET)で計測し、血中内の分泌量も測定する。集中力や記憶力などの認知心理学検査も行って精神状態も把握する。発症の兆候を見つけるため、診断は半 年ごとに繰り返す。本人と家族の了解が得られれば、抗精神病薬を使った臨床試験も実施する。

 森教授は自閉症患者のミクログリアをPET計測し成果を挙げていたことから統合失調症にも応用。発症直後の患者の脳内ではミクログリアの 70~80%が活性化していることを突き止めた。さらに動物実験で詳しく調べた結果、症状が現れるタイミングで活性化することが確認できたという。

 森教授は「ミクログリアが活性化することで脳細胞の障害が進行し、それが一定のレベルに達すると幻聴や妄想が出現することが考えられる」と説明。未発症者から詳細なデータを集め、予防法や治療薬の開発につなげたいという。

 大阪府立精神医療センターと共同で実施するが、未発症者の協力を得られやすくするため、そのほかの専門医療機関にも参加を呼び掛けている。

森則夫氏に関する情報はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/40161729.html

この実験は本当にヤバ過ぎます。「発症の兆候を見つけるため、診断は半年ごとに繰り返す。本人と家族の了解が得られれば、抗精神病薬を使った臨床試験も実施する。」・・・これって発症もしていないのに予防と称して薬物治療を含めた治療をするということなのですね。

ツボを買わないと祟りに遭うぞ!という商法よりもはるかに悪質です。

「あなたは統合失調症を発症するリスクが非常に高い、今のうちにこの薬を飲んでおけば本格的な発症を予防できます。」
 ↓
薬を服用
 ↓
副作用で統合失調症様の症状発現
 ↓
「よかったですね。早めに薬を飲んでおいて正解でした。飲まなかったら手遅れでした。これからは投薬でコントロールしていきましょう」

こういう具合に、現代精神医学で最も危険な「予防精神医学」「早期介入」という分野は、自分たちの失敗をいくらでもごまかせる手段があるのです。やっていることは優生学そのものですね。

この精神科医は、確実に自分の夢の実現に向けてステップアップしています。文部科学省も浜松医大もそれを全力で後押ししているのです。

ビジネスモデル

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いつの時代にも、医療や福祉を食い物にする人々がいます。そのような才能に長けた人々は、いかにして診療報酬を分捕るのか、社会保障に使われる予算をかすめ取るのかについて常に関心があります。その努力を患者を治すことに注げば良いのですが、患者を悪化させながら手厚い金を受け取るというのが彼らの常です。

精神科においては、そのような詐欺・搾取という形態はある種のビジネスモデルとなって広がっています。

精神病院のビジネスモデル
★一昔前のビジネスモデル:牧畜型
大きな精神病院を作り、そこに生活保護受給者を収容し、延々と長期入院させて固定資産とする。
例:大和川病院、宇都宮病院など

★現代型ビジネスモデルA:ぐるぐる型
診療報酬が大幅に減らされる3ヶ月という節目で患者を強制的に退院させ、同医療法人が経営する施設・グループホームに住まわせ、再入院できる時期に再入院させる
例:の○え病院、○増厚○病院

★現代型ビジネスモデルB:食い散らかし型
診療報酬の手厚い精神科救急に目をつけ、拉致監禁まがいで連れてこられた患者も引き受ける。散々診療報酬の美味しいところだけいただいた後は、薬漬けや電気ショックで麻痺させた状態で追い出す。
例:成○病院、○わ病院

精神科クリニックのビジネスモデル

★一昔前のビジネスモデル:回転型
患者一人にかける時間をできるだけ短くする。数秒で終わらせる。待合室で終わらせる。診察しないで終わらせる。もはや何でもあり。無診察処方が当たり前で、通院精神療法に5分以上という縛りができる2008年度よりも前は、このような精神科クリニックがボロ儲けしていた。
例:東京クリニック、ストレスケア日○谷クリニック


★現代型ビジネスモデル:デイケア型
デイケア施設を併設させ、ひたすら患者をデイケア・ナイトケアに押し込める。生活保護患者も多く、牧畜型精神病院の進化版とも言える。患者に生活保護を勧めるのも特徴。
例:榎○クリニック、幸○クリニック、クリニックやすらぎ八木診療所

皆さん、こんな精神科病院、精神科クリニックに注意して下さい。上記のようなところで働いていたという方、そのようなところにかかっているあるいはかかっていたという方、是非情報を教えて下さい。特にデイケア型に関心があります。

kebichan55@yahoo.co.jp

晋精会の正体

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「晋精会」が再び出てきました。

東京・丸の内のパレスホテル東京着。宴会場「橘」で精神科医らでつくる首相の後援会「晋精会」会合に出席し、懇談。萩生田光一自民党総裁特別補佐同席。

晋精会との会合は毎年2月だったのに、今年はもう2回目です。

次の日のニュースでわかりました。まあわかっていましたが、晋精会=日本精神科病院協会ということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150612-00000000-cbn-soci
日精協・山崎会長、政策発信に意欲-安倍首相の要望受け、社員総会で
医療介護CBニュース 6月12日(金)14時4分配信

日精協の政策提言に意欲を示す山崎会長(12日、東京都内)
 日本精神科病院協会(日精協)の山崎學会長は12日、東京都内で開催された定時社員総会で、日精協の政策などについて今後、積極的に発信していく考えを示した。これは、11日に開かれた精神科医らでつくる安倍晋三首相の後援会で、安倍首相から要望されたことを踏まえたもの。【松村秀士】
 山崎会長は、11日に開かれた後援会で、安倍首相から国民にきちんと理解してもらえるような政策を発信するよう要望されたことを明らかにした。その上で今後、日精協の政策や取り組み、精神科医療などについての発信に注力する考えを示した。
■地域移行の精神障害者支援、「熟慮を」―日医・横倉会長
 12日の社員総会で、来賓として招かれた日本医師会の横倉義武会長は、厚生労働省の「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検討会」が取りまとめた具体的な方策の方向性について言及した。
 横倉会長は、「病院から地域に移行する精神障害者の支援の在り方などは、今後も熟慮を重ねるべき課題だ」と指摘。長期入院精神障害者の地域移行に向け、日精協など関連団体の連携が不可欠との考えを示した。

さて、安倍首相の意図はどちらでしょうか?
①説明が足りない。国民は混乱している。国民にちゃんと説明しなさい
②どんどん洗脳しなさい

まあ、現在の法審議の進め方を見てみると・・・

破壊される労働力

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これを見たら一発でわかるでしょう。精神科の治療や、精神科のメンタルヘルス対策が何らの成果も上げていないことを。いや、成果が上がらないどころか実際には極端に悪化させているのです。
https://www.kokuho.or.jp/whlw/lib/20140707iin1.pdf

平成10年と比べたら、職場のメンタルヘルス対策は確実に広がっているはずです。多くの会社員が早期に専門家である精神科につながれ、早期に治療を受けているはずです。
ところが、この統計を見て下さい。
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これは大惨事以外の何物でもありません。若者を中心に、治療を受けているはずの人が確実に蝕まれているのです。彼らは治らず、何度も何度も傷病手当を受け、しかもその数は激増しているのです。
職場のメンタルヘルスの専門家はこの統計をこう解釈するでしょう。「職場のメンタルヘルス対策が行き届いていないからだ。もっと予算をとって対策を強化すべきだ」
犯人はお前だ!
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