このような書籍が発刊される予定になっています。
http://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784062185516
さて、この書籍を[監修]する大野裕氏について情報を調べてみましょう。大野氏は、雅子妃の主治医として日本で一番有名な精神科医の一人です。認知行動療法の第一人者として、薬に頼らない精神医療の普及を目指しています。ツイッター上で「向精神薬の臨床試験のデータを全て公表し評価の偏りをなくす請願」を紹介し、拡散しています。そして今回監修する書籍では、過剰診断や過剰投薬の問題を告発してくれます。
なんて素晴らしい精神科医なのでしょうか!!!!
・・・と普通の人は思うでしょう。
日本でも、DSMによって「本来は投薬の必要がない患者にまで薬漬けになる」状態が作られてきました。実は、その土壌を作った張本人こそがこの大野裕氏なのです。信じ難いかもしれませんが、もちろんこのように主張するには理由があります。
理由その1:意図的な誤訳によってDSMの誤ったイメージを作り上げた。
「新潮45」2012年7月号に掲載されている野田正彰氏による「対策費200億円でもなぜ自殺は減らないか」から一部を抜粋します。
この野田氏が指摘した医学書院版のDSMを翻訳したのが大野裕氏です。もちろん、今回の書籍でも「精神疾患の診断と統計マニュアル」と説明されています。彼の意図的な誤訳により、日本人はいわゆるうつ病を「病気」であるとする誤ったイメージを持ったのです。これは、うつ病は脳の病気だという偽りのメッセージが浸透するのに大いに役に立ちました。
理由その2:製薬会社から多額の謝礼を受け取り、薬の安易な普及に貢献した。
エピソード①
2000年の京都会議に出席
http://ameblo.jp/momo-kako/theme-10038832522.html
エピソード②
認知行動療法を用いて薬に対する懸念を消去させて薬を飲ませるという洗脳テクニックの普及
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53357233.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/52799864.html
エピソード③
製薬会社から8ヶ月で(表の金だけで)200万円以上受け取る
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53302336.html
エピソード④
製薬会社から多額の金銭を受け取りながら利益相反なしと申告
サピオ2012年9月19日号より抜粋
フランセス氏は知っているのでしょうか?彼が、DSMを「精神疾患の診断・統計マニュアル」と意図的に意味を改変して日本に紹介していることを
http://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784062185516
タイトル
〈正常〉を救え 精神医学を混乱させるDSM-5への警告
内容紹介
2013年5月、世界の精神科医が診断・治療の基準にするマニュアル「DSM(精神疾患の診断と統計マニュアル)」が大改訂され、本来は投薬の必要がない患者にまで薬漬けになる危険性が生じた。精神の「異常」「正常」はどう線引きできるのか。今回の改訂はなぜ失敗なのか。最悪の事態を避けるために今、われわれはどうすればいいのか──アメリカ精神医学界を牽引してきた著者が、警告を発する。
さて、この書籍を[監修]する大野裕氏について情報を調べてみましょう。大野氏は、雅子妃の主治医として日本で一番有名な精神科医の一人です。認知行動療法の第一人者として、薬に頼らない精神医療の普及を目指しています。ツイッター上で「向精神薬の臨床試験のデータを全て公表し評価の偏りをなくす請願」を紹介し、拡散しています。そして今回監修する書籍では、過剰診断や過剰投薬の問題を告発してくれます。
なんて素晴らしい精神科医なのでしょうか!!!!
・・・と普通の人は思うでしょう。
日本でも、DSMによって「本来は投薬の必要がない患者にまで薬漬けになる」状態が作られてきました。実は、その土壌を作った張本人こそがこの大野裕氏なのです。信じ難いかもしれませんが、もちろんこのように主張するには理由があります。
理由その1:意図的な誤訳によってDSMの誤ったイメージを作り上げた。
「新潮45」2012年7月号に掲載されている野田正彰氏による「対策費200億円でもなぜ自殺は減らないか」から一部を抜粋します。
80年代後半から済し崩し的に移入されてきたアメリカ精神医学会のDSMd(Diagnostic and Statistical Mannual of Mental Disorders、精神障害の診断・統計マニュアル)は、disease(疾患)やillness(疾病)という言葉を避け、Disorder(障害)という概念のあいまいな言葉をあえて使うと前文でことわっている。にもかかわらず、日本の翻訳書(医学書院版)では、さらに巧みに「精神疾患の診断・統計マニュアル」と訳し直している。本家のアメリカ版が、「どんな定義によっても精神障害の概念に正確な境界線を引くことができないことを認めなければならない」と持って回った言い方でDisorder概念のいいかげんさを認めているのに、日本の模倣精神科医たちはさらに巧みに言葉を弄している。かつてうつ病と呼ばれたものと、DSMでのうつ病性障害、大うつ病性障害なるものとは大きく異なっている。
この野田氏が指摘した医学書院版のDSMを翻訳したのが大野裕氏です。もちろん、今回の書籍でも「精神疾患の診断と統計マニュアル」と説明されています。彼の意図的な誤訳により、日本人はいわゆるうつ病を「病気」であるとする誤ったイメージを持ったのです。これは、うつ病は脳の病気だという偽りのメッセージが浸透するのに大いに役に立ちました。
理由その2:製薬会社から多額の謝礼を受け取り、薬の安易な普及に貢献した。
エピソード①
2000年の京都会議に出席
http://ameblo.jp/momo-kako/theme-10038832522.html
エピソード②
認知行動療法を用いて薬に対する懸念を消去させて薬を飲ませるという洗脳テクニックの普及
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53357233.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/52799864.html
エピソード③
製薬会社から8ヶ月で(表の金だけで)200万円以上受け取る
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/53302336.html
エピソード④
製薬会社から多額の金銭を受け取りながら利益相反なしと申告
サピオ2012年9月19日号より抜粋
象徴的なのが、大野氏も出席した、今年7月に東京・新宿の京王プラザホテルで2日間にわたって開かれた「第9回日本うつ病学会総会」だ・・・近年、医療現場でも利害関係にある企業との関わり、「利益相反(Conflict Of Interest=COI)について適切な対処が求められるようになっている。この総会でも、発表者にCOIの提示を義務づけていた。同会の指針によれば、昨年1年間に1社から50万円以上の「会議謝金・講演料・原稿料等」を受け取った場合、該当企業名を提示する必要があった。
だが、前出の大野氏は「シンポジウム5 うつ病精神療法の未来」における発表時、「COI該当なし」と表示していた。ファイザーから受け取った約78万円はどうなったのか。大野氏に問い合わせると、こう釈明した。
「日本うつ病学会COI指針は総会での発表内容に関して、製薬会社などの企業と利益相反状態にあると発表者が判断した場合に開示するよう求めていますが、今回の私の発表はいかなる製薬会社とも利益相反状態にないと判断したため開示しませんでした。これにより、シンポジウムの参加者に誤解を与えたり、製薬会社との関係について疑念を招いたりすることはないと考えております」
日本うつ病学会の神庭重信理事長もこう答える。
「COIは『発表内容に関して利益相反状態にある』と発表者が判断したものを開示するようにと学会が求めているものです。今回の大野氏の開示内容については、学会がコメントする立場にないと考えます」
年間「50万円以上」という基準は無いに等しい。この理屈ならば、たとえ500万円を受け取っても本人が「利益相反状態にない」と判断すれば、開示する必要がないということになる。
フランセス氏は知っているのでしょうか?彼が、DSMを「精神疾患の診断・統計マニュアル」と意図的に意味を改変して日本に紹介していることを