今日の読売新聞朝刊の社会面では、ヤンセンファーマが2013年11月に販売開始した統合失調症の薬「ゼプリオン」(筋注)を使用した患者17人が死亡しているという記事が出ています。
詳しい内容はこちら
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201404_1.pdf
これを見たらとんでもない恐ろしいことが起きている事実がわかります。
このゼプリオンという注射はどんな薬なのでしょうか?
まず、何と言っても薬価が高い!!
ゼプリオン
25mgシリンジ 18712円
50mgシリンジ 29996円
75mgシリンジ 39531円
100mgシリンジ 48083円
150mgシリンジ 63369円
そして恐ろしい説明があります。「本剤は持効性製剤であり,投与後少なくとも4ケ月は体内に残っており,直ちに薬物(パリペリドン)を体外に排除する方法がない」
このような薬であるにもかかわらず、死亡事例を見てもわかるとおり、併用で別の抗精神病薬が投与されているのです。3剤以上併用処方が42%である日本の精神科医には決して使わせてはいけない薬だったのです。こりゃ死人が出て当たり前です。
読売新聞の記事では「同社によると、この薬は2009年以降、世界60か国以上で使用されているが、短期間に多数の死亡例が報告されたことはないという」と書かれています。そうです。薬が悪いという以前の問題です。薬害というよりも精神科医の犯罪です。
ちなみに、このような注射をすると算定できる「抗精神病特定薬剤治療指導管理料」という診療報酬があります。当然、死亡した患者にも算定されていたと思います。ここまでくると、詐欺というよりも強盗致死ですね。
http://2014.mfeesw.net/t/ika/11-2/51-2/52-2/653-2
そして、同じ読売新聞朝刊の暮らし面では「危険な処方」というシリーズが始まり、精神科医が大量処方し続けた薬の影響で心停止を招き、死亡した事例が紹介されています。
専門家の指導の下服用すれば問題ない、という言葉がいかに空虚か思い知らされます。
昨日「いかにして産業医につなげるか、そして産業医から専門医につなげるかが大切だ」などと力説されていた議員さん、法案を可決した議員の皆さん、こういう現状をご存知ですか?
詳しい内容はこちら
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201404_1.pdf
これを見たらとんでもない恐ろしいことが起きている事実がわかります。
このゼプリオンという注射はどんな薬なのでしょうか?
まず、何と言っても薬価が高い!!
ゼプリオン
25mgシリンジ 18712円
50mgシリンジ 29996円
75mgシリンジ 39531円
100mgシリンジ 48083円
150mgシリンジ 63369円
そして恐ろしい説明があります。「本剤は持効性製剤であり,投与後少なくとも4ケ月は体内に残っており,直ちに薬物(パリペリドン)を体外に排除する方法がない」
このような薬であるにもかかわらず、死亡事例を見てもわかるとおり、併用で別の抗精神病薬が投与されているのです。3剤以上併用処方が42%である日本の精神科医には決して使わせてはいけない薬だったのです。こりゃ死人が出て当たり前です。
読売新聞の記事では「同社によると、この薬は2009年以降、世界60か国以上で使用されているが、短期間に多数の死亡例が報告されたことはないという」と書かれています。そうです。薬が悪いという以前の問題です。薬害というよりも精神科医の犯罪です。
ちなみに、このような注射をすると算定できる「抗精神病特定薬剤治療指導管理料」という診療報酬があります。当然、死亡した患者にも算定されていたと思います。ここまでくると、詐欺というよりも強盗致死ですね。
http://2014.mfeesw.net/t/ika/11-2/51-2/52-2/653-2
そして、同じ読売新聞朝刊の暮らし面では「危険な処方」というシリーズが始まり、精神科医が大量処方し続けた薬の影響で心停止を招き、死亡した事例が紹介されています。
専門家の指導の下服用すれば問題ない、という言葉がいかに空虚か思い知らされます。
昨日「いかにして産業医につなげるか、そして産業医から専門医につなげるかが大切だ」などと力説されていた議員さん、法案を可決した議員の皆さん、こういう現状をご存知ですか?