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Channel: 精神科医の犯罪を問う
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クローズアップ現代の放送に関連して

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非常に興味深かったです。

放送内容はもちろんですが、それに対する精神科医の反応がです。

一体なぜNHKがタイトル名を変えたのか、誰が圧力をかけていたのかがわかりました。やはりこの人でした。
https://twitter.com/#!/yugomiyata
http://togetter.com/li/320360

こういう反応を待っていました!ツイッター上でも、いつもの精神科医たちが偏向だ一方的だと騒いでいます。その反応や正当化が非常に興味深いです。

まず考えていただきたいのは、なぜここまで被害が深刻化しているのかということです。それは、NHKも含め、子どもを精神科につなげること、薬物治療をすることについて、今までそのデメリットを取り扱う報道がほとんどなかったからです。

では、今回の放送を「一方的だ!」と騒ぎ立てている人々は、今まで散々子どものうつ病や発達障害などの特集番組が放送される中、向精神薬が「有効」としか紹介されなかったことが度々ありましたが、それについて騒ぎ立てたのでしょうか?

もっとリスクについても言及すべきだ!被害に遭っている子もいるのに!と声を上げたんですか?
今回と同じように、ツイッターで拡散を呼びかけたり、放送前に圧力をかけたりしたんですか?

今までの情報の偏向を棚上げにし、しかもその情報の偏向という風潮を作り上げている張本人でありながら、いざ被害についてクローズアップされるや大騒ぎする人々は一体どういう気持ちなのでしょうか?何を見透かされているのでしょうか?

宮田雄吾氏は、こんな絵本を厚生労働科学研究の補助金(つまりは我々の税金)で出版した人物です。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/50757784.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/50766539.html

薬ありきの論調で、薬を使うことのデメリットについては全く触れていません。副作用についても、「はるかに安全性が高い」「はるかに副作用が少なくなっています」としか説明していません(もはや説明でもないですが)。読み手には誤診の危険性など、精神科での診断の問題は全くわかりません。

さあ、このような絵本を作成した宮田氏はNHKを非難する資格があるのでしょうか?

・子どもに対する投薬の指針が存在しない
・子どもに対する向精神薬投与の安全性はほとんどわかっていない
・投薬以外にも対応する手段がある
・薬物治療は症状を抑えることしかできず、根本的な治療ではない
・精神疾患が脳の病気だとは誰も証明していない
・そもそも診断基準すら怪しい
・子どもの問題行動には意味や原因があり、それが必ずしも精神科医が主張する「脳の病気」によるものだとは限らない

こんな状況であるにもかかわらず、そのような情報を一切出すことなく、子どもを即座に薬物治療へと結びつけようとするあの絵本と、今回のNHKの報道と、どちらが「大変エキセントリックで偏向」なのでしょうか?





※今回の放送を受け、取材方法に問題があるとか偏向だとか騒ぎ立てる声も大きくなるでしょう。そういった声にも負けず、さらにこの問題に突っ込んでいけるかでNHKの真価が問われそうです。続編やNHKスペシャル化を希望される方は、以下に感想や要望を送ってはいかがでしょうか?
https://www.nhk.or.jp/gendai/inquiry/inquiry.html

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