自殺総合対策大綱素案に対する意見募集の結果が公表されました。
予想通り過ぎて笑えます。
主な意見として「知人の例などを挙げながら、大綱見直し素案では悩んでいる人を全て精神科医につなぐだけで解決を図ろうとしているのではないか、精神科医につないでも不適切な薬物療法により、結果的に症状を悪化させ、自殺につながる場合もあるのではないか、等の懸念を示す意見」が挙げられていました。
その結果を受けた変更が「適切な薬物療法の普及」ということのようです。
何度も言いますが、「適切な薬物療法」というものは存在しません。精神医療における「正しい診断」が存在しないと同じ理由です。さらに言ってしまえば、適切な薬物療法が仮に存在するとすれば、その前に正しい診断が成り立たないといけません。つまり、妄想の上に成り立ったさらなる妄想というレベルのお話しです。
「多剤大量処方の規制」とは「単剤処方の普及」とイコールではありません。単に、不適切な薬物療法を規制しろと言っているだけです。
担当である内閣府職員の理解がこうなのです。そんな状態で、どうやって国民に「正しい知識」を普及させるつもりなのでしょうか。いったい「正しい知識」って何ですか?
精神科医に完全に騙される形で、無責任に自殺総合対策大綱を決定した内閣。自殺予防週間初日である自殺予防デーに自殺者を出す内閣。誰かが言わないと理解できないのであれば、それが理解されるまで徹底的に声を上げ続けるのみです。
日本自殺予防学会対抗デモ行進に参加し、声を張り上げましょう
日時:2012年9月15日 10:00集合 10:15出発
場所:柏木公園(新宿区西新宿7-14 JR新宿駅から徒歩7分)
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場所:柏木公園(新宿区西新宿7-14 JR新宿駅から徒歩7分)
※JR新宿駅から柏木公園までの道のり
コース:青梅街道を進み日本自殺予防学会開催地前通過、新宿中央公園解散(30分)
※日本自殺予防学会のプログラム
※日本自殺予防学会のプログラム
面白い視点を持った精神科医もいますが、中にはとんでもない精神科医もいます。統合失調症の診断基準すら知らないまま、正常な人間に統合失調症のレッテルを貼り、わずかな問診後にいきなり注射で意識を失わせ、そのまま全身麻酔をかけて電気ショックをかけるような奴がいます。なぜ多くの人生を奪い、命と尊厳を奪ってきたあなたが「自殺予防」の専門学会で発表するのですか?