Quantcast
Channel: 精神科医の犯罪を問う
Viewing all articles
Browse latest Browse all 422

ゼプリオン 1年で46人の死亡報告

$
0
0
悪名高きゼプリオン(統合失調症に使われる注射剤)について

販売開始されて5ヶ月で21人の死亡が報告されていました(推定使用患者数は約10900人)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11125000-Iyakushokuhinkyoku-Anzentaisakuka/0000043879.pdf

医薬品医療機器総合機構のホームページでは、2014年11月分までの副作用が疑われる症例報告を見ることができます。
http://www.info.pmda.go.jp/fsearchnew/jsp/menu_fukusayou_base.jsp

ここでゼプリオンについて報告された症例から死亡事例を抜粋し、以下にまとめました。これで販売開始してから1年で報告されたものになります。
60歳代男性 死亡(心肺停止、循環虚脱)
60歳代男性 死亡(心筋梗塞)
20歳代女性 死亡(心筋梗塞)
60歳代男性 死亡(誤嚥、窒息)
40歳代男性 死亡(自殺既遂)※投与された翌日に自殺既遂
40歳代男性 死亡(自殺既遂)
50歳代男性 死亡(急性心不全)
40歳代女性 死亡(自殺既遂)
50歳代男性 死亡(突然死)
40歳代男性 死亡(交通事故、死亡、出血、座礁、誤嚥)
30歳代女性 死亡(自殺既遂)
60歳代男性 死亡(多臓器不全など)
60歳代女性 死亡(自殺既遂)
50歳代女性 死亡(循環虚脱)
50歳代女性 死亡(突然死)
20歳代女性 死亡(嘔吐、急性呼吸不全、窒息)
20歳代男性 死亡(自殺既遂)
60歳代男性 死亡(多臓器不全)
30歳代男性 死亡(自殺既遂)
70歳代男性 死亡(悪性症候群)
70歳代男性 死亡(急性心不全、深部静脈血栓症)
80歳代男性 死亡
50歳代男性 死亡(自殺既遂)
20歳代男性 死亡(自殺既遂)
50歳代女性 死亡(自殺既遂)
60歳代女性 死亡(窒息)
60歳代女性 死亡(心停止)
70歳代男性 死亡(遠隔転移を伴う膵癌)
40歳代女性 死亡(自殺既遂)
40歳代男性 死亡(誤嚥、閉塞性気道障害)
60歳代女性 死亡(心筋梗塞)
70歳代男性 死亡(肺炎)
50歳代男性 死亡
50歳代女性 死亡(窒息、嘔吐、脳血管発作)
50歳代女性 死亡(多臓器不全、肝機能異常)
30歳代男性 死亡(呼吸不全、過量投与)
20歳代男性 死亡(突然死)
40歳代男性 死亡
40歳代男性 死亡(低体温)
30歳代女性 死亡(悪性症候群など)
50歳代男性 死亡(呼吸困難、構語障害、動悸)
30歳代男性 死亡(急性心筋梗塞)
50歳代男性 死亡
60歳代男性 死亡
50歳代男性 死亡(肺塞栓症、右室不全)
50歳代女性 死亡
合計46例

食品産業の場合、「疑い」レベルの死亡事件が1件でも発生したら、少なくともその食品は流通停止、自主回収が当たり前です。

ところが、たった1万人程度の消費者なのに5ヶ月で21件もの死亡例が出ているゼプリオンは、販売停止にすらなりません。立ち入り検査も営業自粛もありません。

なぜでしょう?

なぜならば、精神医療業界ではこれくらい人が死亡するのが当たり前だからです。

え?

耳を疑いましたか?でも、その理屈がまかり通るのが精神医療なのですよ。致死量に相当する抗精神病薬多剤大量投与で患者が死亡した事件でも、それくらい出すのは珍しくないという理屈で被告病院の責任が一切問われない民事裁判もありました。

実際、精神科病院では、約30万人の入院患者のうち、1か月で2100人が死亡退院しています。1か月の死亡率が0.7%です。

それに対してゼプリオンの死亡率は5ヶ月で0.2%です。他の業界と比べたら、死亡率や副作用率が異常に高くても、同じ業界内で比べたら数値が比較的低いので問題ないというトリックです。

これと同じような種類のデポ剤(エビリファイの持効性注射)がまもなく流通します。この業界自体が異常であるという認識を持たない限り、同じ悲劇が繰り返されるだけでしょう。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 422

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>